喪と装い

昨年亡くなったISSAYの献花の会を予約した。公式アナウンスが『「お別れ」しなくていいんです。あなたの側に寄り添っているISSAYを感じて下さい。』というのはすてきだ。参加することで自分の中で気持の整理になればと思っている。

そして参加する際の服装を考えている。公式で『喪服は必要ありません。普段通りの"あなた"でお越し下さい。』とある。ただ私の普段はざっくりしたニットにチェックのフレアスカートというリラックスした服装で色合いも黒くない。職場の人にはハイジと言われる格好である。メイクしたロックミュージシャンの喪の場にはなんとなくそぐわない気がする。そして長年ドレスコードはパーカー的なIT業界勤務だったせいか、きちんとした服をちっとも持っていない。

これはやっぱり新しい服がいりそう。ほしいのはきちんとしていて黒い服。避けたいのは本気の喪服感、式典の保護者感、結婚式ドレス感。考えながらオーケストラの団員さんの服を参考にすべきかもと思った。白いブラウス(ちょっと装飾要素あり)、黒いロングスカート。これに冬なのでツイードかニットのノーカラージャケットを足したらバランスよいかもしれない。

かなり真剣に考えていたせいか、夢にISSAYが出てきた。夢の中でも亡くなったあとでお別れ的なイベントなのに、なぜか動いているISSAYと話せた。私はそのイベントで使ったお皿を会場で洗っていた。夢はなんでもあり。