勤勉と転倒

今週はなんだか忙しかった。

メンテナンスのつもりの歯科で問題が見つかったり、スカウトを機に受けたカジュアル面談で一次面接が決まったり、千葉の展覧会を見るために前日入りで宿泊したり、ライブを見て帰宅後に盛り上がって酒を飲んで背中から転んだり。

今回一次面接が決まった会社は自分の経歴からするとかつて競合でもあり、元同僚がそこの出身でもあったり、ふつうに大きい存在なのでスカウト自体がびっくりした。

そしてカジュアル面談後落とされることもある中で、一次面接を組んでもらえることはもう嬉しすぎるのだ。

入りたいと思える会社だと、面接で話すべきことへの思考も研ぎ澄まされる。

 

 

多摩地方在住在勤だと千葉が遠い。朝早く出かけるのは苦手だから、休日前の仕事後に千葉に向かって一泊して翌日展覧会を見た。

ホテル代高騰のご時世だが、今回は5500円でシングルの部屋が取れた。

仕事用のバッグに着替えや化粧品は入るけど、暑いから脱いだカーディガンやマフラーを入れると容量ぎりぎりすぎる。

当初は千葉県立美術館「浅井忠、あちこちに行く」のみの予定だったが、ホテルが千葉駅近くだったので千葉市美術館にまず行って、ミュージアムショップでかわいいエコバッグを買って荷物問題を解決したのだった。

千葉市美術館では常設展「千葉市美術館コレクション選」と「金川晋吾|知らないうちにはじまっていて、いつ終わるのかわからない」を見た。

前者は田中一村がよくて、後者は金川晋吾の表現に関心をもった。

千葉県立美術館「浅井忠、あちこちに行く」はSNS企画『旅する100体の浅井忠』に参加するほど、以前から楽しみにしていた。図案や工芸の作品が好き。

 

そして今日、池袋EDGEでdefspiralのワンマンライブへ。

今風に紙チケットがなく、オンラインチケットを見せて入場するのだがライブハウスは地下2階で通信環境が悪く、チケットの表示に一苦労した。

また、チケット販売価格が高いほうに間違っていたので返金があると事前案内があったが、返金場所のはずの入場口では物販へ案内され、開演間近で物販に行く余裕がなく終演後はグッズを求める人の列で意欲をなくし、そのまま帰ってしまった。

ロッカーも椅子もないライブハウスということで、この日のためにウエストポーチを買った。これはいい選択だった。

流れでけっこう前の位置になってしまった。初心者だし全部の曲知ってるわけではないし、と不安だったが、演奏がはじまったら楽しくなれたのでよし。TAKAさんの大きい水玉のシャツがすてき。

近くの人が束ねないロングヘアでヘドバンしていて、私の目を何度も毛がヒットした。あれはあまり快適な体験じゃなかった。

 

そして帰宅してなんだか消化不良な気持ちを酒を飲んで踊ってやり過ごしていたら派手に転んだ。背中が打ち身で赤くなっている。これは何の薬を塗ったらいいんだろう。

浅井忠のアクスタと千葉の港で