DIC川村記念美術館で企画展「芸術家たちの南仏」を観た。
最近フランスに関する展覧会が多い気がする。この展覧会はマティス、ピカソ、シャガールらを中心に、鉄道の発展を機に芸術家たちが制作の拠点とするようになったこと。また、第二次世界大戦で敵性外国人として収容されたドイツ人や、フランスのドイツ降伏を受けて亡命を希望したシュルレアリストたちが否応なく集う街でもあったことなど、温かいイメージだけではない南仏と芸術家とその作品を見せる。
DIC川村記念美術館は千葉県の二大行ってみたい美術館だったので、やっと行けて嬉しい。豊かな自然の中にうつくしい建築があり、所蔵品展と企画展がシームレスに見られる。
ただ、美術館徒歩圏内に駅がないのでアクセスは困難。私は千葉都市モノレール千城台駅から佐倉コミュニティバスを利用したが、バスを降りると畑や山の風景が広がり、果たしてたどり着けるのか心配になった。
余談だがバスは高橋真琴画のラッピング車両で、突然のキラキラ出現に驚いた。