新型コロナが流行して5年目、はじめて陽性になった。
流行期間のほとんどは在宅勤務で人と会わなかったので、ふつうの風邪もひいていなかった。なのであの頃たくさんあった無料PCR検査も未経験だ。
今回かかったのは、フル出勤の仕事に転職したことと、業務内容や労働時間、通勤時間の負荷が自分にとっては高くいろいろ弱っていたのだろう。ずっとマスクをしていたけど本体が弱ってたらそりゃ病気にもなる。
これまでの経緯。
・4月26日:出勤日。空咳が出る。休憩時間に薬剤師に相談して風邪薬とトローチを買う。夜から体の節々が痛くなり熱が出ている気がする。
・4月27日:休日。引き続き体の節々が痛く咳が出る。体温計を探す気力がない。美容室とライブの予定があったがどちらもキャンセルする。ライブは当日払い式だったがキャンセル料不要とのことで感謝。玉ねぎサラダを食べたら通常感じない苦さで、ただの風邪じゃない気がする。
・4月28日:出勤日だが休む。体の節々と喉の痛みが加速してちゃんと診断を受けるべきだと思った。まだ有給休暇がないので欠勤控除されるが、給料減らしたくなさに出勤できるような体調ではなかった。
近くにある風邪外来に電話して当日午後の受診予約がとれた。病院の体温計で36.7度。鼻に長い綿棒を入れるような検査でコロナ陽性、インフル陰性がわかる。発症日を0日目として5日目までは外出しないほうがいいという。会社を休む手続きに必要なので診断書をもらう。1500円と思ったより安い。
陽性者が多く行くためか、薬局も特別な受付があるところを指定された。処方されたのはカロナール、トランサミン、メジコン。
・4月29日:体の痛みは減ったが、喉の痛みはかなりある。飲み物を飲むのもきつい。声が出ない。電話やインターホンでのやりとりはもうできない。昨日病院に行って本当によかった。
夜、少し声が出るようになったが咳も出る。あと2日で落ち着くのか不安。
そんな感じで症状は継続中だけど、病気にでもならないとゆっくり休めない環境だったから実はちょっと喜んでいたりもする。たくさん負荷をかけても壊れない労働者なんて誰にとって都合がいいんだという話。
もう少し昔は都合よくなれないことが悪、くらいに思っていたけど、今は反乱・反抗上等だって思う。これが私と社会との折り合いなのかな。