あそびたのしむ

引っ越しや各種手続きが一段落して、生活を楽しむ余裕が出てきた。

数年ぶりに再会した友達は、お互いの家が遠いところ無職無収入の私を気遣ってかこちらに近い街まで来てくれた。

辞めた会社では社会人なら高額な飲食店に行くべし的な価値観があり、会社の飲み会の予算は一人一回につき10000円だった。年齢重ねても必ずしも豊かにならない世界を知る身としては場違いなところに来てしまったともぞもぞしていた。

でも今回の友達との会は二人あわせて5000円台の店で、薄いハイボール飲んで170円の串焼きを食べていろいろ話してすごく落ち着いた。

おいしいものを追求するのが好きだとか、接待などの必要性があって高額な飲食店に行くのはわかる。でも年齢で行くお店の価格帯決めるのはあぶなっかしい。

何歳でも安いお店で楽しく過ごせたら、人生でいろいろあって高め安定とか上り調子じゃないときも大丈夫な気がする。

 

昨日は強風で電車が遅れもともと都内で見る予定だった映画に間に合わず、戻って千葉市美術館の展覧会を見た。
風に影響されやすい路線との評判は知っていたのであきらめもつけやすい。天気や何かで予定通りに運行できない電車、体調崩しやすい自分のようで親近感が持てる。

街の中何かが飛ばされていたり、向かい風でプールで歩くようにゆっくりとしか進めないのが楽しいと思った。

展覧会もよかったし、いつもボリュームがありすぎて企画展だけで力尽きていたところ、常設展まで見られて達成感もある。

千葉市美術館さや堂ホールの照明