画家 三岸好太郎・節子夫妻のアトリエは山脇巌設計で1934年に建築され、国登録有形文化財として現存する。
三岸好太郎は札幌出身で、その名を冠した道立美術館もあるので北海道出身者には親しみある存在。
山脇巌はバウハウス関連で知ったと思う。
このアトリエが今もあり、ときどき一般公開されているのを知って見学してきた。
場所は西武新宿線鷺ノ宮駅から徒歩10分。はじめて降りる駅で道を確かめながら歩いたので、実際にはもっと時間がかかったかもしれない。暑い日だったので少し疲れた。
室内にある椅子やオブジェは当時のものなのだろうか。椅子の張地のストライプやラグの模様がとても洗練されている。
和室にゴブラン織りの椅子があるのもよかった。
螺旋階段と大きい窓もすてきだ。