平塚の休日

13日は平塚市美術館へ蕗谷虹児展を見に行った。

応用情報技術者試験の日でもあったが、800ページのテキスト中8ページしか読んでいない状況では行ってどうにかなる気がしなかった。

それより、休日に天気が良くて体調も悪くないことが久々で、動ける時に動いて楽しさを刻み込まなきゃと思ったのだ。

 

平塚の街は海沿い独特の空気があって落ち着く。今は山寄りで暮らしていてそんなに馴染んでいないのは自覚があったが、海そのものを見なくても海沿いというだけで力みが抜けるのはよっぽどだ。海沿い工業都市育ちとして回帰を欲しているんだろうか。

前は大きい水辺ならよいと思っていたけど、山寄りで多摩川を見てもあんまり落ち着かない。やっぱり海だ。

 

蕗谷虹児は大正モダン系の展覧会で知って大好きになった画家。たくさん作品が見られてうれしい。

美人画の作品が多いなか、児童書の挿絵でいきいきした動物やこどもを描いているのもうますぎた。

魯迅がファンで中国で作品集を出したとか、三島由紀夫の装丁を手掛けたとか、それらの本の現物が見られるのもすごい。

平塚市美術館の屋外彫刻

蕗谷虹児

八幡山の洋館