スムーズに進まない母の老後対応

今回の転職は母の老後対応が大きな目的で、私は便利かつ生活コストが抑えられそうな地方都市での近居を目指してフルリモートの職を得た。

ところが、最近母から事情があってまだ地元にいたいと伝えられる。

私はもう転職してしまって、優しい上司がいる慣れた業務には戻れないのに。

母からすれば、特に仲良くもなかった長女にお金や手続きはなんとかするから新しい街で暮らそうと言われても信用に値しなかったんだろうか。

あと、ずっと同じ街で生きてきたから、単純に知らない街が不安なのかも。

でも、北海道地方都市で独居老人になる(まだ妹が一緒だが転勤がほぼ確定している)母を思うと、雪かきでの怪我や死亡リスク、凍結した路面で転倒するリスク、古くて広い一軒家で光熱費がかかりすぎること、生活上の移動手段が本数が少ないバスか収入が少ない者には厳しいタクシーしかないこと、諸々心配である。

家は現時点で築50年超であり、平均寿命から見ると母の人生はあと20年ほどある。私も妹ももう故郷には住まないので、お金を出して実家の修繕や建て替えをするのは気が進まない。

母はいざとなったら公営住宅に住むというが、持ち家がある状態では入居資格がないし、抽選制なので好きなタイミングで入居できるわけではない。

家を処分→市内の一般賃貸に入居しつつ公営住宅への応募→当選して公営住宅へ、がいいのかな。